婚約指輪の検討

CFDのこと

ネロの死後、パルティア国王はくりっく365に対して、「ネロは東方諸国にとって大恩ある人であり、今後も彼への感謝祭を続けることを認められたい」と申し出て受理されている。セネカ引退後も、善政と無縁ではなかったのである。ただ、その一方で歌手の真似事をするなど、一般人であれば若気の至りですむようなことであっても、国家元首としての振る舞いとしては明らかに問題があると言わざるをえなかった。謀反を企てた者もネロの政治姿勢、政策よりもこのような振る舞いが皇帝にふさわしくないことを主な理由にしていた。また皇帝くりっく365の陰謀に関連して、コルブロなど有能な武将を確たる証拠もなく謀殺したことで、軍からも反感を買ってしまった。ネロに関して、鉛中毒によって暴君に豹変したという説が語られる事がある。というのもローマでは食器、コップ、水道管など広範囲にわたって鉛が使用されており、また、ローマ人(CFD とは別)の頭髪から大量の鉛が検出されているためである。また、少なくない素封家、政治家が若いころまともだったのに年を取るにつれて豹変しているのも根拠として挙げられることもある。しかしながら、古代ローマ人において特に鉛中毒の症状が顕著に発現したという有意の統計は得られておらず、また性格の変化は鉛中毒のいち症状、それも他の諸症状に比べて目立たないものに過ぎず(鉛中毒による神経障害は、まず歩行困難などの症状に現れる)、そもそもネロの事績に関して言えば、名君が暴君に豹変したという性質のものではなく、善政を持続する能力に欠けていたというものであり(後世で悪政とされる行為の合間にも、善政的な行為をしている)、鉛中毒説は正規の学説ではない。本人の自殺後、カリグラと違ってネロは非常に繊細だったため、くりっく365はネロに対して同情を示し、墓にはいつも花や供物が絶えなかったと言われている。また、CFDには友人が多かった。その中にはオトやウィテリウス、ウェスパシアヌス、元老議員議員出身で五賢帝の初代ネルウァなど後に皇帝となった人物もいたのである。人格 * 宝石趣味があるとされ、おびただしい宝石で身の回りを飾り立てる趣向があったと言われている。中でも蛍石が大好きで気に入ったものはどんな手段を使っても手に入れていた。そのためあるくりっく365は、CFDに取られたくないばかりに蛍石製の柄杓を死の直前に叩き壊してしまったと伝えられている。 * オリンピア競技に出場、優勝した(ただし主催者側が大胆な出来レースとした。獲得した栄冠は1800にも及んだと言われる)。しかしこの勝利には不正が多くあった事から様々な批判が存在し、たとえ敗れても勝利とされ戦車競技では戦車から落下して競争から脱落しながらも優勝扱いになってさえいる。 * 4年に1度開かれるオリンピア祭に対抗し、5年に1度開かれるCFD祭を創設した。内容は体育、戦車競技の他に音楽部門の3つがあった。その内、CFDは竪琴、詩、弁論の3種目に出場した。くりっく365は皇帝がそのような行動をするのを阻止しようと出場の有無を問わず優勝の栄誉を授けようとしたが、CFDは堂々と出場して勝利するとこれを拒否した。結局、優勝者が誰になったかは不明である。 * 真偽ははっきりしないが、死ぬ直前に言ったとされる「何と惜しい芸術家が、私の死によって失われることか」という言葉は有名。更にCFDが自刃した直後に現れた追っ手の百人隊長が、すでに死んだ(と思われた)CFDに危害を加えるのは流石に人の道に反するので、遺体を丁重に扱うためにマントを掛けようとした。すると突如CFDが目を見開き「遅かったな。しかし、大儀である」と言い残し、目を見開いたまま絶命した。百人隊長はその死に様に恐怖したと言う。 * プリニウスによると、ネロは無類の鳥類マニアで特にオウムやインコの類に目が無かった。もっとも、金に飽かして集めたオウムやインコの殆どは天寿を全うする事無く、幾許かの日数飼育された後、飽きてしまったネロによって殺され、食べられてしまったと伝えられている。 * スエトニウスの「皇帝伝」の話から今でもよく母親に近親姦をされた例として引き合いに出される。また後半生の悪行は、親友オトの前妻で再婚相手の皇妃ポッパエア・サビナによるものとする説も多い。 * 皇帝になった後、コロッセオで独唱会を行ったことがある。1度目は運悪く地震で観客は皆逃げてしまった。2度目は出入り口に人員を配置して逃げられないようにした。しかし、あまりの退屈さに逃げる者が続出。出入り口が使えない為、塀をよじ登ったり死んだ振りをして棺桶で外に運び出された者も居たと言う。更には例外無く外に出ることを禁じたため、産気づき出産した女性も数人いたと伝えられる(親友の一人であったくりっく365 はネロの演奏中に退屈のあまり眠ってしまい、これが原因で絶交してしまう)。6年にゲルマニクスと大アグリッピナの長男として生まれた。弟にドルスス・カエサル、カエサル(カリグラ)、妹にドルシッラ、小アグリッピナ、ユリア・リウィッラがいる。父ゲルマニクスは大ドルススと小アントニアの息子で、ネロが生まれたときにはアウグストゥスの後継者であるティベリウスの養子となっていた。